一周忌という法要を行うには参列する全員がそれなりの準備とマナーを心がける必要があります。その法要を開催するには、まず最初に準備として日時と会場が決定しておかないとなりません。この日時と会場の決定はご遺族が決めることとなります。
その日時と会場が決まると、それを他の参列してほしい人に知らせなければなりません。この知らせる行為にそれなりの礼儀が必要とします。というのは知らせるために電話やメールや直接口頭伝達でも構わないわけですが、その場合だと相手が忘れたり勘違いしてしまう可能性も大いにありうることになります。
そのためそれを防止するための一環としてお金はかかるけど、返信用はがきで伝達するのが礼儀になるとされます。次は服装の問題です。これは今のところ世間の常識として全員が黒い喪服での参列となります。その法要を行う場合は会場が自宅か葬儀会場であるかで対応が異なることとなります。
葬儀会場の場合は会場使用料を払えばほとんどは葬儀社のスタッフが行ってくれます。この場合の用意するべきものは遺影と位牌とお供え物の品物くらいで済みます。この葬儀会場の場合は葬儀社のスタッフから指示されますので、間に合うように用意するべきものを用意します。
一方で自宅開催の場合はすべてご遺族が自分たちで用意設定をしないとなりません。まずは祭壇を用意しないとなりません。それを組み立ててカバーをその上にかけないとなりません。このカバーは朱色が上になるようにします。
その次にそのカバーの上に高坏や遺影や花瓶など様々なアイテムを設置しないとなりません。これがそれぞれ所定の位置というのがあるので適当に置いて恥をかかないように入念な確認をしないとなりません。なお次回の3回忌以降のために出来上がった祭壇の写真を撮影しておくのも参考資料としてのアイデアであるともいえます。
その儀式を行う場合は参列者は香典や祭壇に備える品物を用意しておなければなりません。これが初めての人だと経験がないあるいは浅いので、困った場合は他の経験ある親しい人に相談するなどして対処するようにします。
その儀式が開催されて終わると香典返しなるものが後日家に届くことになります。この香典返しの品物も慎重に考えておかないとなりません。というのは最近はカタログギフトで安易に済ませてしまおういう人が増えていますが、一部の人からはほしい品物がなかなか見つけることができないなどの意見があります。そうならばご遺族自らが品物を決めてしまうとか、商品券にしてしまうかとかなどを模索しないとなりません。これがある意味での礼儀になるからです。もし参列する親族間でフレンドリーな関係であるならば、場合によっては直接意見を伺って本音を聞いたほうが、表向きは失礼でも後々にしてみれば結果的に礼儀になる場合もあります。
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http://www.corona-ososhiki.org/
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