葬儀に参列する際には香典を渡すというのは当然のマナーですが、一周忌にも必要という事は知らないという人も多いのではないでしょうか。命日から満一年となる日に行う一周忌の法要は、親族のみで行うことが多いので親戚の集まりという感覚になりがちですが、マナーには十分気をつけておかなくてはなりません。
不祝儀袋に包むのは当然のことですが、その際に不祝儀袋を直接鞄の中に入れたり、そのまま手に持っていくのはマナー違反となります。葬儀の時と同じようにふくさに入れて持参するようにしましょう。渡し方としては、施主に渡す時にふくさから出して両手で手渡しします。
渡すタイミングとしては法要の会場に到着したら、施主に直接渡すのが一般的となっています。しかし、地域やその家による習慣やしきたりの違いもあるので、わからない時には周りの動きに合わせて渡すようにしておきましょう。
葬儀の時には、マナーを知らなくても受付に香典を渡してあとは周囲と同じように行動すれば何とかなるということが多いです。しかし一周忌は親戚が中心となるので、参列者全体の人数が少なくよいタイミングでお手本となる人がいないこともあるのでマナーを知っておく必要があります。
法要の時には心ばかりですが、仏前にお供えくださいと一言添えて渡すようにしましょう。親戚という近い間柄ということもあり、形式的なやり取りを省いてしまいがちですが、社会人としてマナーはしっかり守りましょう。
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