親族だけでなく知人や友人を招いて行われる一周忌は大切な法要なので、どんなことに注意すればいいか知っておきましょう。まず四十九日まではお供えを香典といいますが、それ以降は御仏前などと呼ばれるようにになります。
当日は参列した人にお膳を準備して、帰りにお返しとして引き出物を渡すのが一般的です。もらったお供えのほとんどをお膳と引出物で返すのがマナーになっています。地域によってお膳を高級料亭にして、引出物の額は抑えるケースや、お膳は参列者の負担になると考えて引出物だけを渡すケースなどがあります。
事前に親戚と相談してから、地域にあった内容のお返しを決めましょう。参列者に渡す引出物で使う結び切りは黒白か双銀です。三回忌以降は、黄白か青白の結び切りの水引となるので覚えておきましょう。包装紙はグレーや白、黒のものが多くなっています。
菊などのシンプルな柄が入った、落ち着いた色調のものがおすすめです。また、一周忌に参加することができなかった人からお供えだけが送られてくることもあるので、郵送でお返しとして引出物を送りましょう。その際は法要が問題なく済んだことと、お礼を記した手紙を一緒に送るのが大事なマナーです。
徹底サポート!一周忌で困らないBLOG Copyright(C)www.komaranai-isshuki.com All Rights Reserved.