葬儀を行うときには、遺族の代表者となる喪主を決めますが、決め方の基準は一般的には故人との縁が深い人となりますが、決まりはありません。縁の深い人として、配偶者の次に長男から次男から男性の子供が続きます。次に長女、次女と女性の子供の順番です。配偶者も子供もいない場合には、父親または母親そして兄弟姉妹と続います。男性が多い理由は、跡取りが代表者になるという習わしが今でも残っているからです。故人と同じお墓に入る予定がある人が喪主になります。
一周忌の法要を行う場合に親族へ連絡する場合には特に決まったやり方はありません。参加する人数が極めて少なくて、しかも普段から年に何度も直接出会ったり、頻繁に電話をする相手柄などだと電話やメールなどでも構いません。しかし一応フォーマルな儀式であることと、招待する予定の親族の中には普段から頻繁に出会ったり電話などしない薄い間柄の人もいます。そのために失礼のないやり方の1つとして返信はがきによる連絡方法があります。
現代の日本ではお葬式を出すにしても、親族や家族だけでの家族葬も増えています。ささやかながらも温かいお葬式のあとに開催をするのが、偲ぶ会の送別会です。改めて開催をするのこ会には、故人が生前に親しかった知人や友人を招いて行います。タイミングとしては家族葬を行った後や密葬のあとや、法事などの時に開催をすることが多いです。参加する服装は喪服かどうか迷いますが、案内状をもらうのでそこに書いてある服装で参加します。
葬儀に参列する際には香典を渡すというのは当然のマナーですが、一周忌にも必要という事は知らないという人も多いのではないでしょうか。命日から満一年となる日に行う一周忌の法要は、親族のみで行うことが多いので親戚の集まりという感覚になりがちですが、マナーには十分気をつけておかなくてはなりません。不祝儀袋に包むのは当然のことですが、その際に不祝儀袋を直接鞄の中に入れたり、そのまま手に持っていくのはマナー違反となります。
一周忌という法要を行うには参列する全員がそれなりの準備とマナーを心がける必要があります。その法要を開催するには、まず最初に準備として日時と会場が決定しておかないとなりません。この日時と会場の決定はご遺族が決めることとなります。その日時と会場が決まると、それを他の参列してほしい人に知らせなければなりません。この知らせる行為にそれなりの礼儀が必要とします。というのは知らせるために電話やメールや直接口頭伝達でも構わないわけですが、その場合だと相手が忘れたり勘違いしてしまう可能性も大いにありうることになります。
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